仮設の現場である
点検の際にこれまで漏電が2~3mAであったものが約10 mAまで増加していた
直ぐに問題になる値ではなかったが、気になるので、その先を調べていった。分電盤をこれまでの場所から遠くの位置へ移動してあった。その途中にはトラックの通路があり、その部分は電線を金属管に収め埋設してあった。その前後で漏電の測定をしたら手前側では約10 mA 通路の先ではほぼゼロであった。埋設部分で漏電している事を確認できた。
そのことを責任者に伝えた。所が、すべてにELBが入っているので絶対に大丈夫、そして現にELBが動作していないではないか、漏電はしていない、と主張し、聞き入れる耳を持たなかった。
そこで遠からずELBが動作するでしょう、そのときにはここが原因ですから、と伝えてその場はやり過ごした。
次回点検に行ったら埋設部分を切り離し分電盤をトラック通路の手前に移動してあった。
21/11/23
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