お客への説明

所謂不良の漏電を確認したときにどの様に説明すべきであろうか?

昔から漏電の結末として

「火災になります。」

「感電します。」

がある。

しかし、これらの言動はオオカミ少年になり、信用失墜間違いなし。絶対に云ってはならない。

お客の立場、報告を受ける立場として、

火災になったら 財産 を無くし、

感電であれば最悪 人を殺す ことになる。

そんな危険な状態を放置されては安心して仕事はできない。

直ぐに調査して、漏電を無くして欲しいと依頼されるはずである。

ここで具体策を指示できず、脅しておいてその後で「調査、修理は業者に依頼して」と逃げるようでは

 自分の無知 と 無責任 

をさらけ出すことになる。

更に露骨に云えば

私は 漏電 に関しては中学生レベルの知識しかありません

を形を変えて云っただけで、早々に 電気屋、電気技術者 としてのレベルの低さ、そして 無責任さ を露呈するでしょう。 最低でも原因箇所を絞り込み、管理技術者としての範囲を超える部分(高度な自動制御機器の内部など)については「守備範囲を超えるので手を出せないので」と断った上で 専門業者 に依頼するのであればお客も納得し易い。

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